ぽっくるな日々

Friday, April 28, 2006

黄金週間

世間一般では、ゴールデンウィークというものが始まるそうです。
私が幼稚園のころは5/4は休みじゃなかったということは、年がばれるので内緒です。

長いところだと4/29〜5/7までお休みという、「お前は大学生か?」みたいな会社もあるようです。
うちみたいな零細企業に、そんな福利厚生をのぞんではいけません。
お休みはきっちりカレンダー通り。ごくごく普通の三連休です。

5/6の土曜日は、一応「部署内で1人出勤していればいい」ということになっています。
この休日を獲得できるか否かが、「大型連休」と「お休み」の境目です。

もちろん私も、お休みはしたいです。でもそのためには、ニイタカヤマを上るくらいの覚悟が必要です。
なんせ、先週結婚したばかりの新婚さんやら、旦那の実家に帰省が決定している新婚さんやら、
遠距離恋愛中のカップルの片割れやら、家族サービスしないとヤバいだろう営業マンやら、
彼氏ができたばかりで、いちゃつきたい盛りの新入社員やら、ゴロゴロしています。

そんな奴らを押しのけて私が「お休み」をもぎ取るのは、とてもとても難しいのです。
ぽっくるはまだ、馬に蹴られて死にたくありません。家族に恨まれるのもいやんなのです。

みんながいちゃついているであろう土曜日に、一人寂しく電話番をしているぽっくるの姿が目に浮かびます。
いいかげん、カミングアウトをしようかなと悩むぽっくるなのです。

Sunday, April 23, 2006

大学生の不思議

先日、広島市内にある某私立大学に行ってきました。
しかし、広島の大学ってなんであんなに広いんでしょう。
校舎が
30以上って、どういうことですか?しかもその大学、山の中腹に建っているんです。
校門は平地にあるんですが、一番上にある校舎は山のてっぺん。
あやうく、行き倒れて遭難するところでした。

ちょっと不思議だったのが、キャンパス内でほとんど学生さんと会わなかったこと。
そしてもう一つ不思議だったのが、ゼミ室に学生さんがいっぱいいること。
ゼミ室なんて授業の時くらいしか立ち寄らなかった私には、不思議な世界でした。

私は、京都にある某私大に通っておりました。文系のちっちゃな大学で、
短期大学部があったせいか女の子が多く、どっちかというと「楽しい大学」でした。
でもぽっくるがお仕事に出かけた大学は、理系のおっきな大学です。
圧倒的に男の子が多くて、「専門家を育てる」とか「毎日実験&研究」というイメージが
ヒシヒシと漂ってきました。

そんな真面目な学生さんたちは、日常的にゼミ室で教授の指導を受けながら、
一生懸命勉学に励んでいるのかもしれません。心底、すごいなぁと尊敬します。

ちなみにぽっくるのモットーは、「好きなことは力いっぱい。嫌いなことは最低限」です。
英語
28点、日本史92点という高校3年の時の通知表が、その事実を物語っています。
仕事もその調子でやっては、「嫌な仕事も給料のうち!」と上司に叱られるぽっくるです。

Thursday, April 20, 2006

結婚チャチャチャ

つい先日、同僚が結婚しました。奥さんは、元同僚です。ええ、社内恋愛→結婚という方式。
旦那は、私の2歳上。奥さんは私と同い年です。

先週は、取引先の方が結婚されました。男性の方ですが、私の1歳下です。

昨年は、やはり取引先の営業さんが結婚されました。女性で、私と同期入社の方です。
「お互い新入社員ですね」と名刺交換をしたのを、遠い日のように思い出します。

そして昨日、稲田直人選手(日本ハム)が結婚することを知りました。
二軍の選手なんですが、ご存知の方いらっしゃいますかね。
だからどうしたって感じでしょうが、私にとっては驚愕の事実なんです。

彼と私、幼稚園と小学校が一緒でした。幼馴染とはいきませんが、クラスメイト歴は長いです。
いじめられて泣かされたこともありましたし、一緒に遊んだこともあります。
ごくごく普通の、小学校時代に仲の良かった男の子です。

ホームページで、「真面目で練習熱心」だの「生真面目な好青年」だの書かれているのを見ては、
「そんなん、嘘や!」と大笑いしているのは、彼にはナイショです。
だって、私の知っている奴は、真面目なんかじゃなかったから。

中学が違ったので、その後の彼については伝聞でしか知りません。
でも、高校野球の地区予選には応援に行ったし、大学野球もちょっぴりチェックしてました。

小学校の時から、「野球選手になる!」って言ってました。
実際、少年野球(うちの地元、結構強かったんです)ではエースでしたし、
高校野球でも活躍してました。そして本当に、野球選手になっちゃった。
夢を途中でほっぽり出した私にとっては、まぶしくてうらやましくて、ちょっぴり切ない存在です。

みなさん、どうぞお幸せに。「直人くん」も、お幸せにね。お嫁さんが誰かは、知りませんが。
ぽっくるの幸せは、どこにあるのでしょう。銀河鉄道に乗って探しにいきましょうか。
カンパネルラ、本当の幸いはどこにあるんだろう・・・

Wednesday, April 19, 2006

ヒラヒラ 桜


今日はお仕事で、県北にあるK町の「道の駅」に行ってきました。
考古学と発掘が専門だという駅長さんに遺跡の話を聞きたかったのですが、 話がそれて収集がつかなくなりそうだったので、ぐっと我慢のぽっくるでした。

仕事が終わった後、お米とこごみを買いました。今日のご飯は天ぷらです。
お仕事に行ったはずなのに、仕事先で色々お買い物をしてくるので、
「お前は何しにいったんや!」と同僚にしょっちゅう呆れられます。

広島市内では散ってしまった桜が、県北では満開でした。
風が強かったので満開の桜がヒラヒラと散ってて、とってもきれいでした。


西行法師の「願わくば 花の下にて春死なむ この如月の 望月のころ」という和歌を思い出しました。平安時代にソメイヨシノはなかったので、彼が見たのはおそらく山桜だと思うのです。
はたして彼が望んだのは、どんな風景だったんだろう。

タイムマシンがあったら、過去に行きたいぽっくるです。

Tuesday, April 18, 2006

お許しください、お代官様

基本的になんでも屋なうちの会社ですが、お役所との仕事も結構やります。
ちなみに私は、お役所関係の仕事の担当になることが多いです。
そして私は、お役人さんがあまり得意ではありません。

お役人さんは、部署が違う人と話すのが嫌いです。
担当者のH様(○○課は)、「■■で行きましょう」とおっしゃる。
しかしT様(××課。)は、「僕は△△がいいと思うんだけど」とおっしゃる。
決定権を持つのはH様なので、「■■で行く予定です」とT様に告げると、
「僕は△△がいいと思うんだけど」と。お互いで話し合えと言うと、「いやいや」と逃げる。
どうしろと言うんですか・・・ 意見を統一していただかないと、仕事が進みません。

いつも打ち合わせの後でブチ切れて、みんなに怒られるぽっくるです。
お役人さんと上手に付き合えるようになったら、人間になれたりしませんか?

Monday, April 17, 2006

やる気タイマー

私が会社で使っているパソコンは、ウィンドウズXPのノートパソコンです。
うちの会社の標準装備はマックなので、窓使いの私は常に迫害されています。

私だけカラープリントができなかったり。私だけ会社用のメルアドがなかったり。
私だけイントラネットがつながってなかったり。色々するわけです。

しかもこのパソコン、限りなく慢心相違です。すでにノートパソコンではありません。
モニターのバックライトが壊れたので、デスクトップモニターをつないでいます。
キーボードが反応しなくなったので、外付けのキーボードをつないでいます。
挙動があやしくなってきたので、バックアップ用の外付けHDがかかせません。

購入して今年で5年目。SONYタイマーは誠に正確です。
同僚にも、使用限度が分かるタイマーがついていれば便利だと、さっき思いました。
緑なら、現状維持。黄色なら、辞表の提出を検討中。赤なら、退職の決意あり。なんてね。

今後の人間関係に役立てたいので、私にだけ見えるタイマーがあるといいな。
「ぽっくるレベル」を上げると見えるように・・・なったりはしない、ぽっくるなのでした。

Saturday, April 15, 2006

ナナヒカリ

テレビを見ていたら、小泉孝太郎が出ていました。
彼が演技をしているところは、実は見た事がありません。
でも一応、小泉純一郎の息子で俳優だというのは、知っております。

大変だなぁ…と思いました。いろいろと。
実はぽっくるの父親は、医者です。で、母親は音楽家さんです。
実はぽっくる、箱入りお嬢様なのです。
桐箱じゃなくて、段ボール箱に入っておりますが…

なので物心ついた時から、「お医者さんになるの?」だの「音楽の道に進むの?」だの、
さんざん言われてきました。
親の背中を見て育てば、そうなるはずだったのでしょうが、所詮ぽっくる。
親の背中を見て「こんな風に生きるのは大変だ!」と理解し、
ごくごく普通の、ただのOLに育ちました。

理解ある親のおかげで、ぽっくるの職業選択の自由は守られたのです。
ならなかったのではなくて、なれなかったのということは、秘密です。

医者や音楽家の場合は、なりたくてなれるもんではありません。
医者になるには医学部に入学しなければなりませんし、音楽家になるには鍛錬が必要です。ぽっくる族の辞書に、鍛錬という言葉はありません。

で、小泉孝太郎さん。父君は総理大臣様です。
跡を継ぐとしたら、政治家ですよね。政治家になるのに、資格はいりません。
何がいるのかは分かりませんが、知名度と地盤があれば大丈夫っぽいです。
なんせ、普通のサラリーマンさんが国会議員になれるんですから。

俳優をやるのは知名度をあげるためで、いずれは政界入りか?
そんな風に思われてもしかたないと思います。
だって、そういう人もいますしね。

でも、小泉孝太郎さんが本当に政治家になる気がなくて、本当に一生俳優をやる気なら、
「いずれは政界入り?」っている質問、ものすごく失礼な気がします。
というか、私だったらかなり傷つきます。

私の場合は、親の光具合が蛍光灯レベルだったので、好きに生きています。
でも親がダイアモンド並みに光っていたら、子どもも大変でしょうね。
私はとりあえず、蛍レベルでいいのでちったぁ光る親になってあげたいです。

ぽっくるでも親になれるかとか、誰と子どもを作るのかとかいうのは、秘密です。

Friday, April 14, 2006

ぽっくるの多事争論


仕事で、H市K町に行ってきました。
桜が満開で、菜の花も満開で、自然がとってもきれいで。
なんだかステキな町でした。

写真は、K町の田んぼのあぜ道でみつけた、つくしさんです。
お土産に、たくさんつくしをいただきました。
Y様、ありがとうございました。
今日の晩御飯に、おいしくいただきます。

K町はついこの間まで、郡でした。
でも平成の大合併のおかげで、 市になりました。
吸収合併というやつです。
いいことなのか、悪いことなのか、私には判断できません。

でも、「合併して、小学校が閉校になりました。寂しいですよ」
「合併して、診療所が閉鎖されました。年寄は困るんですわ」
「合併して、農協の支所も閉鎖になりました」
なんて話を聞くと、何のための合併なんだろう・・・と思います。

広島県はもともと、86の市町村がありました。
でも今は、20ちょっとしかありません。
村も字も、地名からなくなりました。

広島県の場合は吸収合併が多かったので、町名は比較的残っています。
でも、郡名はほとんど消滅しました。

地名って、ふるさとの代名詞です。そして、大事な歴史です。
地名を喪うことって、歴史を失うことのような気がします。
大学で日本史専攻だったせいもありますが、そういうのはイヤなのです。

広島市との合併話を頑なに拒みつづけている、府中町と海田町。
微妙な位置にいる、熊野町と坂町。どうか頑張ってください。
あなたたちが合併されてしまうと、安芸郡がなくなってしまいます。

安芸の国・芸州。そんな呼び名をされた時代が、確かにあったんですから。

Thursday, April 13, 2006

まっくろくろすけの群れ

4月といえば、入園・入学・入社の季節。
うちの会社にも、2名の新入社員さんがやってきました。
「長持ちしてくれるといいな」という呟きは、
勤続年数NO1になってしまったぽっくるの胸に、
こっそりしまっておくのです。

どちらかというと特殊なお仕事をしているせいか、
営業部以外の社員はスーツなんか着ちゃあいません。
だから新入社員さんも、スーツなんかは着ないのです。
微妙に初々しさにかけるなぁなんて思うのは、
私がおばさんになったせいでしょうか?

うちの会社が入っている雑居ビルは、大企業や官公庁がいっぱいあるビジネス街にあります。
そのせいか、通勤中やお昼休みに、よその会社の新入社員さんたちをいっぱい見ます。
「ビシッ」とした黒いスーツを着て、胸張って歩いてるんだけど、
なんだか微妙に不安げなフレッシュマンさんたち。

彼らは何かと大人数でいることが多く、町の一角に溜まっているのをみるたびに、
「まっくろくろすけが群れてる・・・」と思ってしまいます。
まっくろくろすけの群れは、満開の桜と同じくらいに春を感じさせてくれます。

まっくろくろすけだけではなく、ピカピカさんもよく見ます。
やたらと新品な事務服を着て歩いているフレッシュマンさん。制服のある会社なんでしょうね。
「研修中」って書いてある名札とか、若葉マーク付きの名刺なんかをみると、
微笑ましくて、なんだか懐かしくて、「頑張れ!」って心の中で応援しています。

まっくろくろすけがスーツを着なくなって、ピカピカさんがテロテロさんくらいになったら、
今の私みたいに、当時の自分を思い出すことがあるのかな、なんて思ってしまう
入社5年目のぽっくるです。

Wednesday, April 12, 2006

世のため人のため

教習所を卒業してから約6年。一度も車を運転していません。

そんな私に、車でないと行けないような場所へ行けと指示する上司。
運転したくないので、公共交通機関で行く方法を探しました。

バス会社に電話し、役場に電話し、「JRとタクシーでなんとかなる」ことが判明。
(親切に教えてくれたH市役所の生涯学習課の方、ありがとうございました)
タクシー代は自腹だけど、背に腹は変えられません。これで、第一関門はクリアしました。

でも、問題はもう1カ所。ええ、島です。
船は1日3便。バスは1日2便。島内の移動は「自家用車」
とうぜん、歩ける距離ではありません。

運転したら、100%事故る自信はあるのです。自損事故ならいい。器物損壊ならまだいい。
でもね、人をはねちゃったら? 申し訳ないですが、人身事故を起こす自信もあります。

現在、同僚にどうやって押し付けるかを考え中です。
ぽっくる族に運転させないほうが、人類のためだと思います。