ぽっくるな日々

Tuesday, May 30, 2006

頑張れ小売店!

私の趣味は、ジグゾーパズルです。日本の寺シリーズとか、日本の風景とか、
イラストだと「うめ吉」なんかが好きです。
基本は1000ピースで、1ヶ月くらいかけてチビチビやっています。

先週の土曜日、新しいのが組みたくなったので、パズル屋さんに行きました。
勤務先のすぐ近くにある「マルタカ」というおもちゃ屋さんが、私の行きつけです。
イラスト系のパズルが豊富なのと、日本の風景ものがよく揃っているので、
長年愛用しています。

で、1ヶ月ぶりくらいに行ったら、パズルコーナーがかなり縮小されていました。
前まであった500ピースや300ピースがほとんどなくなり、
イラスト系も半分以下になっていました。

あちこちに張られている「パズルとパネル20%OFF」の張り紙を見て、泣きたくなりました。
「あぁ、パズル止めちゃうんだ」って。

原因は、痛いほど分かりました。
すぐ近くにできた「デオデオ ネバーランド店」に、客を取られたんだなって。

「デオデオ ネバーランド店」は、おもちゃやプラモだけでなく、パズルも置いています。
品揃えは「中四国最大級」だそうで、確かに結構な数をそろえています。
商店街の小売店では、きっと太刀打ちできません。

あまりにも悲しかったので、お店の人を取っ捕まえて
「パズルの扱い、無くなりませんよね」と聞いてしまいました。
店員さんのあいまいな微笑みが、悲しかったです。

奮発して、いつもよりワンランク上のパネルと、1000ピースのパズルを買いました。
次のパズルも、「マルタカ」で買うつもりです。
「応援してるから、お願いだからつぶれないでね」と祈っています。

パネルが3000円、1000ピースパズルがだいたい2800円。
1ヶ月に6000円弱の買い物で応援になるんだというつっこみは、却下です。

Saturday, May 27, 2006

プライドの問題

うちの会社は、県関係の仕事を時々やります。
去年は、観光関係の冊子を作りました。あんまりにも大変だったので、
今年はやりませんでした。なので、よその会社が作ったんです。

たまたま今日、その冊子を手に入れました。
まぁ無料誌なんで、かってにとってきたんですが。

で、去年うちが作ったのと、今年よその会社が作ったやつを比べてみました。
デザインや内容、写真なんかはいろいろ変わっていました。
見ていて、「おもしろいな」とか「ここは上手いよな」ってところもありました。

でもね、書かれている文章の半分ぐらいが、去年とまったく同じなんです。
というか、去年私が書いた文章がそのまんま使われているところが、かなりありました。

赤字をかぶって、むりやり押し付けられて、しかも面倒な仕事です。
手を抜きたくなるのは分かるし、やる気がなくなるのもよく分かります。
私も去年同じ目に合っているので、担当者の気持ちはよく分かります。

でもね、文章をそのまま使うって、微妙に酷くないですか?
表現が似ちゃうとか、似たような文言が出てくるとかなら分かりますけど、
そのまんま同じ文章を持ってくるって、酷すぎませんか?

著作権は県にまるごと召し上げられてますから、私に文句を言う資格はないけれど。
これでも一生懸命書いたんだよとか、主張してもどうしようもないけれど。

私だって一応、少ないですがプライド持って仕事してます。
同業種の人間として、人の文章をそのままパクるような仕事、してほしくないです。

自分の仕事には、プライドと自信を持たないと、やっぱりダメだと思います。
思い入れを持って仕事をしないと、自分がダメになるような気がします。
たいした仕事はしてませんが、ぽっくるだって一応会社員。
給料分の仕事はしないと、とは思います。たとえ手取りが、13万円だったとしても。

Wednesday, May 24, 2006

歯周病

自慢ではありませんが、私は丈夫です。
ぽっくる族のデフォルトかどうかは謎ですが、虫歯は1本もありません。

子どもの頃はよく「虫歯になるから、歯を磨きなさい」と言われるものですが、
私はほとんど言われた事がありません。だって、虫歯ないんですもん。
そのせいか、歯磨きはかなり適当でした。あまり必要性を感じていなかったので、
本当に、かな〜り適当に磨いていました。

で、そのつけがとうとう回ってきました。はい、今はやりの歯周病です。
なんだか奥歯がぐらぐらするので、歯医者に行ったら
「あんたこれ、もうダメだ。この歯、抜かないと」と言われてしました。

歯茎が腫れるどころの問題ではなく、なんと、骨がとけておりました。
歯というのは、骨に刺さるような感じで生えている訳ですが、
その土台である骨が、なくなってるんです。だから、歯がぐらぐらになるわけで。

結局、右の奥歯を2本抜かれてしまいました。そこで発見したんですが、
下の歯を抜く方が、上の歯を抜くより痛いんです。
こんなこと、発見したくありませんでしたが…

どうも、物が食べにくくて仕方がありません。食欲も減退気味です。
食欲減退がぽっくるにとっては非常にいいことだというのは、公然の秘密です。
とりあえず困るのが、微妙に発音がしにくいことです。
とくに「か行」と「ら行」。空気が抜けるような感じがして、しゃべりにくいです。
奥歯のくせに発音に関連するとは、生意気なやつらです。

これ以上歯が減ったら本当に生活に支障をきたすので、これからはまじめに歯磨きします。
とりあえず新しい歯ブラシを購入した、ぽっくるでした。

Monday, May 15, 2006

人生の選択肢

現在、大学について調べています。別に私が大学生になるわけではなく、
お仕事で大学入試に関する企画を立てないといけないのです。

私は中高一貫で、上に大学がついている女子校に通っていました。
なので、中学に入った時から「大学には行くものなんだ」と思っていました。
大学に行かないという選択肢は、私の人生には存在しなかったんです。

学部や志望校の選択肢も、ほとんど何も考えずに即決しました。
日本史が好きだったので、日本史の勉強ができ大学に行こうと思いました。

自宅から通える範囲で史学科があるのは、某国立大学だけでした。
そんな所に入れる頭がないのは自分でもよく分かっていましたから、高望みはしません。

どうせ県外の大学に行くなら、史跡のいっぱいある京都がいいぞと。
ついでに中高6年間女子校生活だったので、共学の大学に行きたいぞと。
あとは偏差値の問題です。私みたいな生徒ばっかりだったら、進路指導は楽でしょうね。

大学時代を後悔するつもりはないですし、自分の進路に後悔するわけでもありません。
でもあちこちに新設されている学部や学科、おもしろそうな授業を見るたびに、
「もうちょっと別の学科を受けてもよかったかなぁ」と思うのです。

万葉集の研究とか、心理学とか、表現学とか、文化財の復元について学ぶとか、
演劇表現とか、ダンスとかそういうのも面白かったかなぁと、思ったりします。
4年間まるごと自由に使えた時間を、もっと有効活用すればよかったなぁ・・・

今はパズルとゲームと剣舞くらいしかしていませんが、
見かけによらず、意外と多趣味なぽっくるです。

Friday, May 12, 2006

キトラ古墳

キトラ古墳の壁画、はぎ取り保存が決定したそうです。
白虎と青龍と玄武ははぎ取れるそうなんですが、朱雀と天文図はダメみたいです。
まあ天文図は天井に描かれたものですし、朱雀の周囲の壁はもうボロボロだから、仕方ないのでしょうね。

「はぎ取るというのは、本当に正しい保管方法なのか?」という質問に対して、
「それは後世の人間が判断することです」と答えた係の人の言葉に、ウルっとしてしまいました。

古館アナが言っていました。「日本の文化を大事にしよう。もっと関心を持とう」って。
古墳は確かに、日本の大事な歴史です。でも実は、あまり社会の役には立ちません。

奈良にはそれこそ、腐るほど古墳や遺跡があります。
でもそのほとんどが、つぶされて埋められて、なくなってしまいました。
長屋王の住宅地跡だって、電車の線路拡張のためにつぶされました。

そうやって消滅していった日本の歴史のことも、少しは悼んであげてほしいと思うぽっくるです。
とりあえず、一般公開される白虎を見に行きたいのですが、
有給申請の理由が「奈良に白虎を見に行くため」で、申請はおりるのでしょうか?

壁画はぎ取りには、小柄な女性が選ばれたそうです。彼女もぽっくる族かもしれません。
お友達になりたい今日このごろです。

Monday, May 08, 2006

ぽっくる島に行く

先日、島に行ってきました。GWで旅行に行ったのではなく、れっきとしたお仕事です。
島なので、当然お船に乗りました。

お船の中では年を取ったおばちゃん達に、「窓際においで」「この船、結構速いのよ」と
かわいがってもらいました。

沿岸部で暮らしている私には、海もカーフェリーも港も日常の風景なのです。
でも、「すご〜い」とはしゃいぎました。ええ、中学時代は演劇部だったぽっくるです。

お仕事が終わって、例のごとく「お土産に」と、とあるお野菜をもらいました。
ケールと芽キャベツのあいのこで、灰汁がなく生で食べても美味しいお野菜だそうです。

帰りのお船の中で、ちょっと食べてみました。
結構おいしかったです。キャベツの芯みたいな甘みがあって、歯ごたえもそこそこで。
取引先の方にいただいたジュース片手に齧っていると止まらなくなり、
かなりの量を食べてしまいました。朝食&昼食抜きで、腹ペコぽっくるだったので。

紙袋に入った草(見た目は菜の花の茎)を、手づかみでもしゃもしゃ食べていた私は、
戦時中の欠食児童に見えたかもしれません。おいしいんですよ、プチヴェールの花芽・・・

よく見たら、青虫さんも4〜5匹お持ち帰りしておりました。
料理中にお鍋の中で溺死している青虫さんを見つけたのは、ぽっくるだけの秘密です。
こっそりお片づけをしたので、きっとバレてないはずなのです。

Monday, May 01, 2006

都会の謎

今日はお仕事で、とあるスーパーのとあるパン屋さんに行ってきました。
店長さんに、喫茶店でアイスコーヒーをごちそうになりました。

私はお仕事に行く先々で、けっこういろんなものをおごってもらいます。
コーヒーや紅茶は序の口で、お昼ご飯とか、手みやげとか、いろいろもらって帰ります。
そんなに私は、物欲しそうな顔をしているのでしょうか?
とりあえず、「ぽっくるの人徳」ということにしておきます。

さて、今日のお仕事先。広島市内ではないのですが、限りなく広島市内に近い場所でした。
国道沿いだし、バス停は目の前だし、楽勝でたどり着けるはずでした。
行きは良かったのです。アポイントの時間に合わせてバスの時間を調べ、余裕でたどり着きました。

が、問題は帰りでした。駅まで戻るバスが、1時間に1本しかないのです。
都会なのに。広島市内から車で20分くらいの場所なのに。住宅地の真ん中なのに。
おかげで、45分もバス停でぼんやりするハメになりました。
あまりにも暇だったので、近くのベンチでお昼寝をしてしまったのは、会社には内緒です。

ちなみにうちの会社、今日は1日中大掃除でした。決してお手伝いをするのが嫌で、
アポイントを入れた訳ではないのです。同僚のみなさん、ごめんなさいです。