ぽっくるな日々

Friday, April 14, 2006

ぽっくるの多事争論


仕事で、H市K町に行ってきました。
桜が満開で、菜の花も満開で、自然がとってもきれいで。
なんだかステキな町でした。

写真は、K町の田んぼのあぜ道でみつけた、つくしさんです。
お土産に、たくさんつくしをいただきました。
Y様、ありがとうございました。
今日の晩御飯に、おいしくいただきます。

K町はついこの間まで、郡でした。
でも平成の大合併のおかげで、 市になりました。
吸収合併というやつです。
いいことなのか、悪いことなのか、私には判断できません。

でも、「合併して、小学校が閉校になりました。寂しいですよ」
「合併して、診療所が閉鎖されました。年寄は困るんですわ」
「合併して、農協の支所も閉鎖になりました」
なんて話を聞くと、何のための合併なんだろう・・・と思います。

広島県はもともと、86の市町村がありました。
でも今は、20ちょっとしかありません。
村も字も、地名からなくなりました。

広島県の場合は吸収合併が多かったので、町名は比較的残っています。
でも、郡名はほとんど消滅しました。

地名って、ふるさとの代名詞です。そして、大事な歴史です。
地名を喪うことって、歴史を失うことのような気がします。
大学で日本史専攻だったせいもありますが、そういうのはイヤなのです。

広島市との合併話を頑なに拒みつづけている、府中町と海田町。
微妙な位置にいる、熊野町と坂町。どうか頑張ってください。
あなたたちが合併されてしまうと、安芸郡がなくなってしまいます。

安芸の国・芸州。そんな呼び名をされた時代が、確かにあったんですから。

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