ぽっくるの多事争論
仕事で、H市K町に行ってきました。
桜が満開で、菜の花も満開で、自然がとってもきれいで。
なんだかステキな町でした。
写真は、K町の田んぼのあぜ道でみつけた、つくしさんです。
お土産に、たくさんつくしをいただきました。
Y様、ありがとうございました。
今日の晩御飯に、おいしくいただきます。
K町はついこの間まで、郡でした。
でも平成の大合併のおかげで、 市になりました。
吸収合併というやつです。
いいことなのか、悪いことなのか、私には判断できません。
でも、「合併して、小学校が閉校になりました。寂しいですよ」
「合併して、診療所が閉鎖されました。年寄は困るんですわ」
「合併して、農協の支所も閉鎖になりました」
なんて話を聞くと、何のための合併なんだろう・・・と思います。
広島県はもともと、86の市町村がありました。
でも今は、20ちょっとしかありません。
村も字も、地名からなくなりました。
広島県の場合は吸収合併が多かったので、町名は比較的残っています。
でも、郡名はほとんど消滅しました。
地名って、ふるさとの代名詞です。そして、大事な歴史です。
地名を喪うことって、歴史を失うことのような気がします。
大学で日本史専攻だったせいもありますが、そういうのはイヤなのです。
広島市との合併話を頑なに拒みつづけている、府中町と海田町。
微妙な位置にいる、熊野町と坂町。どうか頑張ってください。
あなたたちが合併されてしまうと、安芸郡がなくなってしまいます。
安芸の国・芸州。そんな呼び名をされた時代が、確かにあったんですから。
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